かわいい形とマクラメ編みのナチュラルさが合わさっておしゃれな「ハートコースター」。
一見複雑そうに見えますが、実はひとつの編み方のみで簡単にハンドメイドできるんです。
この記事では、マクラメ編みの「ハートコースター」の作り方をご紹介します。
今回作るハートコースターのデザイン
今回作るハートコースターはこちら。
大きさは、たて 約18㎝ × よこ 約20cm。コースターとしてはもちろん、棚にさっと置いてインテリアとしても楽しむことができます。
それでは、ハートコースターの作り方をチェックしていきましょう。
ハートコースターの作り方
今回作るハートコースターは、マクラメ編みの 平結び・七宝結び をマスターすれば、誰でも簡単にハンドメイドできます。
マクラメ糸の準備
まずは、マクラメ糸の準備をしていきます。
今回使う糸は、Stella Sea Fibersの一本撚りオーガニックコットンコード です。
上の用尺でマクラメ糸をカットします。
また、ハートコースターをハンドメイドする際は「バー」を使います。
このバーに巻き付ける部分がのちにフリンジになるので、少し太目のものがおすすめです。
今回は直径13㎜のアクリルバーを使いました。
もしバーがない場合は、ハンガーやラックのバー部分を使ったりしてもOK。家にある筒状のものを探してみてください。
ハートコースター作り方を解説
マクラメ糸をカットしたら、さっそくハートコースターを編んでいきましょう。
まず、バーに糸を取り付けていきます。80㎝にカットした糸を半分に折ってバーに取り付けてください。
取り付け方は、基本の編みはじめ(一般的なひもの取り付け方) です。
糸をバーに取り付けたら、編みはじめる前に下図のように分けます。
赤い丸印の糸から 平結び を編んでいきます。
一段編めたら、分けておいた糸を2本ずつずらして 七宝結び していきます。
七宝結びを3段編むと、ハート型の上部分が編み上がります。
次に、左右のパーツを 七宝結び でつなげます。
1段編むと、左右のパーツがつながります。
続けてあと3段編んでください。
次は、ハートの下部分を編んでいきます。
両端2本をよけて、さらに 七宝結び していきます。
さらに、左右2本ずつ減らしながら、6段 七宝結び していきます。
最後に、一番下端を編んでハート型が出来上がりました。(このまま、ハート柄が浮かび上がるタペストリーにしてもかわいいです。)
今回はコースターにしていくので、次にフリンジ部分の作成に移ります。
編み上がった編み地をバーから外します。
アクリルバーを引っ張って引き抜いてください。(アクリルバーだと滑りが良いので簡単に抜けます。)
引き抜いて編み地をほぐすと、リング状になっています。
リングをカットしてフリンジにしていきます。
次に、サイドのフリンジがない部分に糸を足していきます。
最初にカットした長さ15㎝の糸を使います。
サイドのフリンジがない部分の編み地に、基本の編みはじめ(一般的なひもの取り付け方)で糸を足していきます。
ひとつの穴に2本ずつ、合計4か所8本を取り付けていきます。
これで、サイドの隙間が埋まります。
最後にフリンジを均等な長さにカットしてほぐしていきます。
フリンジをきれいに整えて完成です。
お疲れ様でした!
ハートコースターのアレンジ案
今回ご紹介したハートコースターの作り方は、基本的に 平結び さえ編めればハンドメイドできる簡単なレシピです。
だからこそ、アレンジを加えるだけでさまざまなデザインにマイナーチェンジできます。
小さいサイズのハートコースター
写真のピンクのハートコースターは、糸の本数を減らして小さなサイズにしてみました。
糸の本数や長さ、七宝結びの段数を調整することで、お好みのサイズにアレンジ可能です。
巻き結びを追加したハートコースター
こちらは、今回作ったハートコースターに 巻き結び をプラスしたデザインです。
巻き結び分、少し糸を長めにカットして、本数も調整しています。
※この写真の巻き結びハートコースターは、「90cm × 16本 20cm × 4本」で作っています。別途、巻き結び用の芯ひもを1本カットしてください。
ハートコースターの作り方【まとめ】
マクラメ編みハートコースターの作り方をご紹介してきました。
このハートコースターは、見かけによらず意外と簡単にハンドメイドできます。
何回か作って慣れてくると、短時間でハンドメイドできるようになりますよ。
テーブルコーデやインテリアを可愛く格上げしてくれるアイテムなので、ぜひ作ってみてください。
関連記事 コースターの作り方をまとめました。
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