マクラメ編みは、BOHOインテリアの流行からナチュラル&ワイルドなイメージだと思われがちなハンドメイドですが、選ぶデザインや糸によって繊細な作品も制作できます。
今回は、細めの糸とシンプルなデザインが洗練されたマチなしの「マクラメ編みトートバッグ」を作っていきます。
大人っぽく持てるバッグなので、ぜひ作ってみてください。
糸の準備
まずは編み始める前に、糸をカットして準備をしていきます。
今回使用する糸は、「ダルマ LILI(リリ)」 です。
LILIの「ミント」というカラーを使って編んでいきます。
トータルで約240m必要です。
LILI(リリ)は1玉 約53mなので、5玉使って製作しました。
マチなしマクラメ編みトートバッグのサイズ&作り方
今回ハンドメイドしたバッグの全体の出来上がりサイズは、
- 縦 約29㎝ × 横幅 約26㎝
- 持ち手の長さが73㎝ です。
あえて持ち手を長くして、肩にかけやすいデザインにしています。
それでは、糸の準備ができたら編んでいきましょう!
ボディ部分の作り方
まずは、ボディ部分から作成。5種類の編み方をボーダー状に組み合わせています。
- ボディ用糸を巻き結びの芯ひもに取り付けます。
横幅を出す取り付け方( 編みはじめの基本③ )で編み始めてください。
次に、横巻き結び を2段結ぶ。 - ねじり結び 4回の 七宝結び を12㎝。
- 平結び を6回分。
- ねじり結び を8回。
- 平結び1回の 七宝結び を12㎝ 。
底を結んだら、ボディが完成です。
今回は上記の配分で作りましたが、各箇所の長さや編む回数を調整することで、自分だけのオリジナルなボーダー編み柄が作れます。
ボディ用の糸の残りの長さを確認しながらぜひアレンジしてみてください。
あらかじめ、あえてボディ用糸を長めにカットしておくのもおすすめです。
持ち手部分の作り方
ボディの編み地の隙間に糸を通し、2本取りで四つ組みを結んでいきます。
好みの長さまで編んだら、左右の糸をいっしょにまとめ結びで留めてください。
これで「マチなしのマクラメ編みトートバッグ」が完成!
マクラメ編みトートバッグのデザインポイント
今回使ったLILI(リリ)は、太さ約1~2mmの細めな糸。
また、編み地は程よく硬く、ほんのり上品なツヤ感が出るので繊細な仕上がりになります。大人っぽくコーディネートできるマクラメバッグです。
ベーシックな長方形のトートバッグなので、毎日の生活に取り入れやすいデザイン。
また、長めの持ち手も肩にかけやすく、デイリーユースしたくなります。
とってもおすすめのハンドメイドレシピなので、ぜひ試してみてください。