冬の楽しみなイベントといえば ”クリスマス”。
市販のツリーやオーナメントでインテリアをデコレーションするのも楽しいですが、ハンドメイドするともっと愛着が湧いてクリスマスを楽しめますよ。
この記事では、マクラメ編みで手作りする「クリスマスツリー」の作り方をご紹介します。
今回ハンドメイドしたデザイン
今回ハンドメイドしたデザインはこちら。
撚りのないマクラメ糸&巻き結びメインですっきりしたデザイン。
サイズも縦 約25cm × 横 約13㎝と小ぶりなので、インテリアにさりげなくなじませると可愛いです。
「クリスマスツリー」のハンドメイドレシピ
それでは、マクラメ編みで作るクリスマスツリーを作っていきましょう。
クリスマスツリーの材料
まずは材料を準備します。今回は3種類使います。
①マクラメ糸
今回使ったマクラメ糸は、メルヘンアートのコットンスペシャル 太さ3㎜のグリーンです。
コットンスペシャルは、本当に編みやすいマクラメ糸なのでクリスマスツリーもサクサク編めます。
②ウッドビーズ
ウッドビーズは、外径14㎜のものを6個使用します。
③リング
リングはお好みのデザインを選んでください。
今回は100円ショップで購入した直径2㎝のシンプルリングを使用。
クリスマスツリーの上端になるので、星形などのリングが見つかったらより可愛いデザインになると思います。
クリスマスツリーの作り方
材料の準備ができたら、さっそく作り始めましょう。
※作り方画像は、わかりやすいように白い台の上で撮影しています。
実際に作る際は、下図のようにマクラメボード&マクラメピンで形を整えながら編むと作りやすいです。
まず、リングに140㎝にカットした糸を2本取り付けていきます。半分に折って、表裏を逆にした取り付け方 で取り付けてください。
取り付けたら、中央の2本にウッドビーズを通します。
中央の糸を芯ひもにして、左右1回ずつ、ななめ巻き結び をしてください。
一番端の糸に、140㎝でカットした糸を 横幅を出す取り付け方 で取り付けます。
左右に1本ずつ取り付けてください。
この方法でどんどん横幅を広げていってツリーの形を作っていきます。
糸を取り付けたら、内側の2本を芯ひもにして、左右それぞれ3回の ななめ巻き結び を4段編みます。
端の2本にウッドビーズを通したら、また糸を足して横幅を出していきます。
次は、100㎝にカットしたマクラメ糸を左右2本ずつ足してください。
下の写真のように、ななめ巻き結び を編んでいきます。
(内側→巻き結び2回を5段。外側→巻き結び4回を4段。)
ここから、クリスマスツリーの3段目を編んでいきます。
端の2本、中央の2本の合計3か所にウッドビーズを通します。
一番端の糸に、70cmにカットしたマクラメ糸を2本ずつ取り付けていきます。
左右の糸を、下図のように編みます。
(内側→巻き結び3回を4段。外側→巻き結び4回を4段。)
中央部分は、ビーズに通した糸を芯ひもにして、下図のように ななめ巻き結び 2回を5段編みます。
下端がなるべく真っすぐなラインになるように、端の編み地に ななめ巻き結び を編みたします。
これで、ツリーの葉っぱ部分が完成です!
次は、幹部分を作っていきます。
30㎝にカットしたマクラメ糸を芯ひもにして、すべての糸を 横巻き結び していきます。
横巻き結びができたら、中央の4本を芯ひも・その両隣の糸を結びひもにして 平結び を2.5回編みます。これが幹の部分です。
それ以外の糸は、約1.5㎝にカットしました。
この部分はオリジナルでアレンジしても楽しいです。(三つ編みしたり、平結びしたり……。)
次に、横巻き結びしたときの芯ひもを処理します。
鉗子で裏側の編み地に通して短くカット。ほつれないように手芸用ボンドで留めます。
※手芸用ボンドについてはこちらを参照 → マクラメの道具
最後に、幹部分の糸端を ひと結び して完成です。
お疲れさまでした!
リボンをちょい足しでアレンジ
今回作ったクリスマスツリーはシンプルなデザインなので、アレンジを加えやすいのも魅力です。
上図の右側のツリーは、一番上のウッドビーズを無くした代わりに、赤いリボンを結んでアレンジしてみました。
ぜひお好みのアレンジを加えて、よりオリジナルなツリーを作ってみてください。
「クリスマスツリー」のハンドメイド【まとめ】
クリスマスに欠かせない「クリスマスツリー」のハンドメイドレシピをご紹介してきました。
今回作ったデザインは小さめサイズでシンプルなデザインなので、いくつか作って並べて飾るのもおすすめです。
また、追加する糸の本数や巻き結びの段数・回数を調整することで、もっと大きなサイズにアレンジもできます。
ぜひ、ハンドメイドした飾りつけでクリスマスを楽しんでみてください。
※太さ3㎜のグリーンを使用。
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